廃業する会社の探し方〜廃業する会社を買うための初動(ひな型あります)

廃業する会社が増えています。

廃業する主な理由は、経営者の高齢化と後継者の不在、収益の悪化の2点といわれています。

 

その結果、「廃業する会社を買う」ことが増えており、当事務所でも「廃業する会社を買う予定です。どういった点に注意すればいいでしょうか?」といったご相談が増えています(具体的な注意点については【廃業する会社を買う方法 5つのメリットと注意点をまとめました】をご覧ください)。

 

そのため最近では「どうしたら廃業する会社を探すことができますか?」という質問を受けることもあります。

 

一般的には、廃業する会社を探そうとなればM&A仲介会社に依頼する、という方法になります。

もちろん、自ら廃業する会社を探すこともできます。

当事務所では、「まずは自社の取引先などの知り合いで廃業する会社がないか探すことが一番早いですよ」とアドバイスしています。

 

具体的に言えば、上記の通り廃業する主な理由は、経営者の高齢化と後継者の不在ですので、取引先などの知り合いで経営者が高齢となっている会社、さらに後継者が不在の会社を探すということになります。

また、廃業する会社の特徴として、廃業前に「取引先との契約をすこしずつ終了して縮小化する」「従業員を少しずつ減らす」「余剰資産を処分する」といったことが行われることがあります。

 

以上の情報をてがかりとして、自社の取引先などの知り合いの会社のなかで「廃業する会社がないか」を探すことになります。

 

そして、廃業するのではないかと思われる会社の経営者や関係者と話している際に、「実は廃業を考えていて…」といった発言がでることがあります。

このあたりは、経営者間の人間関係もありますので慎重に話す内容となります。

 

結果、「廃業するから会社を買ってほしい」「わかりました。買いましょう」という合意に至っても、ここで安心してはいけません。

ここから具体的な内容を詰めていくことになりますし、最初にきちんと意思を伝えておくことが重要です(後々になってトラブルになることを防ぐためにも重要です)。

そこで、当事務所では「最初に書面で申し入れをしておいたがほうがいいですよ」とアドバイスしています。

相手先も「本気なのか。興味本位で廃業ということが漏れたら大変だ」と考えますので、正式に書面にて通知したほうがいいといえます。

もちろん、会社との関係性や経営者間の人間関係、文書がいいのかメールがいいのかといった点も慎重に検討すべきです。

申入書のひな型を張り付けておきますので、参考までにご覧ください(買う方法は、事業譲渡にしています)。

※ケースバイケースで内容は変えますがとくに波線箇所は変わってきます(ご自身の責任でご利用ください)

 

以上が、廃業する会社の探し方(自ら探す場合)と初動(最初の一歩目の動き)です。

廃業する会社と事業譲渡や株式譲渡などを検討する場合、早めに専門家の相談を受けることをおすすめします。

廃業する会社もいろいろですので、実際には会社の中身を慎重に見ないと、あとになって不測の損失をうけることがあるからです。

 

当事務所では、廃業を含めた倒産・再生案件は早めの相談が重要と考えておりますので、無料相談(初回の1時間)を実施しております

無料相談のご予約は0120-710-883にお電話いただくか、お問い合わせフォームにてご連絡ください。

 

代表弁護士  阪野 公夫

 

 

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