最近、帝国データバンクから、2019年(平成31年1月~令和元年12月)の1年間における「倒産」のリサーチ結果が出されました(全国企業倒産集計2019年)。
前回のコラムにも書きましたが、倒産件数が増加傾向に転じました。
■2019年の全国の倒産件数は8354件(前年8063件、前年比:約3%増)。2年ぶりの前年比増加。
■業種別に見ると、小売業(1945件)は前年比7%増。なかでも飲食店(732件)は過去最多。
■主因別の内訳を見ると、「不況型倒産」の合計6615件
■「人手不足倒産」は185件(前年比20%増)。
■「後継者難倒産」は460件(前年比14.7%増)となり、6年ぶりに最多を更新。
以下の図のように2010年から減少傾向にあった企業倒産が2019年は企業倒産件数が増加に転じているのです。
※帝国データバンクより
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