「もっと早く弁護士に相談しておけばよかったです」
倒産に関する法律相談を行った後、相談者の方が口をそろえておっしゃるのが「もっと早く相談しておけばよかった」です。
どうしても「倒産」「破産」といったネガティブな内容であることや、「倒産」について外部に相談すると漏れてしまい、取引先にバレてしまうのではないかといった心配もあり、専門家に相談することが遅れてしまう傾向にあります。
また、金融機関の方やコンサルタントの方からは「弁護士に相談すると、破産させられる」「事業再生の相談を弁護士にしたら、とにかく破産すべきという回答だった」といったご意見を頂くこともあります。
弁護士に「事業が赤字です、と相談」=「破産へ進む」というイメージがあるのかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
通常は法人の方から弁護士が「事業が赤字です」「資金繰りが苦しいです」という相談を受けた場合、状況に応じた法的手段についてアドバイスを受けることになると思います。
具体的には、当事務所では法律相談の受付の際に「資金繰りが苦しいです」等の内容を聞き取った場合には事前に以下の資料の準備をお願いしています。
・会社案内・パンフレット等、事業内容が分かるもの
・会社の現在事項証明書(会社の謄本)
・決算書(過去3年分)
・試算表
こういった資料を基に「役員構成・株主構成・従業員数・事業の内容」といった基本事項をうかがいます。
つぎに
「経常利益がでているかどうか」「資金繰りの状況」
「手形不渡りの危険性」「債権者の法的措置の可能性の有無」
「金融機関の動向」「その他の借入の状況」
についてヒアリングします。
そのうえで
「事業の現状と将来性」「得意先・仕入先の詳細」
「企業の強みや弱み」「事業展開の将来性」
「株主や他の役員の意向」「従業員の状況・キーマンの動向」
についてうかがいます。
最後に「経営者の方の事業に対する基本的な考え方」をうかがいます。
以上のヒアリングを行った上で、当事務所では
①最適な事業再生の手法の説明
②各事業再生の手法のメリットとデメリット・リスクについて
③事業再生のスケジュールについて
以上の点を説明します(事業再生の各手法については「再生と清算」をご覧ください)。
通常は、最初の相談(30分~1時間程度)を終えると、経営者の方が「一度、検討します」と仰って帰られるケースがほとんどです。
当事務所では、法律相談をお受けしたら必ず受任するということはなく、経営者の方にじっくりと検討してもらっています。
「他の法律事務所にも相談している」「他の弁護士の方にもアドバイスをもらっている」ということもよくあります。
事業再生の様々な手法がありケースバイケースですので、弁護士によってアドバイスの内容が異なることはよくあります。
ですので、早めに専門家である弁護士に相談されることがおススメです。
なお、当事務所における「法人破産を含めた倒産・再生案件についての実績」は「弁護士紹介」をご覧頂きたいです。
当事務所では、無料相談(初回の1時間)を実施しております。
過去に100件を超える倒産案件に関与した経験から、倒産・再生案件は早めの相談が重要と考えているからです。
無料相談のご予約は0120-710-883にお電話いただくか、お問い合わせフォームにてご連絡ください。
なお、倒産・再生のスケジュールについては事業再生のスケジュールをご覧ください。
主な対応エリア
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